住之江
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アクシデントを乗り越えて前田紗希が完全復活のV/住之江オールレディース
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ボートレース住之江のGⅢ「2024モーターボートレディスカップ」は24日が最終日。10R特別選抜B戦は原田佑実、11R特別選抜A戦は平高奈菜が逃げて白星締めとした。
12Rは注目の優勝戦で、メンバーは1号艇から前田紗希、鎌倉涼、中谷朋子、今井美亜、犬童千秋、前原哉。今井はピストンリングを2本交換して挑んだ。展示での進入はピット離れで前原が飛び出して123カド645の並び。迎えた本番では枠なり3対3に落ち着いた。
前田がコンマ09のスタートから先行態勢に構えたが、鋭角差しの鎌倉が道中で猛追。2周1Mでは鎌倉が鋭い角度で差しハンドルを入れるも、あと一歩届かず。前田がそのままVゴールを駆け抜けた。鎌倉が2着に続いて、3着は道中での競り合いを制した今井。2連単1-2は280円、3連単1-2-4は970円での決着。前田は今年初、当地でも初、通算では2回目の栄冠を掴んだ。
前田は当地昨年7月のシリーズでレース中の事故により復帰まで約3か月の大怪我を負ってしまった。今節はそれ以来の当地参戦となったが、転覆など様々なアクシデントを乗り越えて完全復活をアピールする見事な優勝で幕を閉じた。