唐津
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初めてのチルト3度で新開航が大会連覇!/唐津ウエスタンヤング
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ボートレース唐津のGⅢ「第11回ウエスタンヤング」は20日が最終日。優勝戦の1号艇はシリーズリーダーで地元初優勝を目指す安河内健、2号艇はSGチャンプの定松勇樹、3号艇は末永和也、4号艇は井本昌也、5号艇は山崎鉄平、6号艇には新開航が構えた。
人気はシリーズリーダーの安河内が背負っていたが、舟足は定松とチルト3度に跳ね上げた新開が好気配。雨が降り、緩やかな向い風の中で迎えた優勝戦は、チルト3度の伸び仕様で6コースからコンマ06のフルダッシュを決めた新開が圧巻の大外まくりで優勝した。昨年の鳴門に続く大会2連覇を飾るとともに、9月に桐生で開催のPGⅠヤングダービーの優先出場権を獲得。2着は末永、3着は安河内で、2連単6-3は3,600円(13番人気)、3連単6-3-1は1万5690円(44番人気)。6日間の総売り上げは35億8975万1600円で、目標だった30億円をクリアした。
大会連覇を成し遂げた新開は「あれ(チルト3度)しかなかった。やったのは初めて。自分なりにアレンジしました。スタートは全速ですし、はまりましたね」と会心の勝利を振り返った。GⅡを制した一昨年は10V、GIを勝った昨年は5Vの活躍。今年は2勝目で、過去2年と比べるとペースは遅いが、「ここから調子を取り戻したいですね。次は尼崎のSGですけど、焦らず頑張ります。焦ると事故するので」と話した。25日から尼崎で始まるグランドチャンピオンには新開らしくマイペースで臨み、9月に桐生で行われるヤングダービーに向けては「今回は王道優勝ではなかった。得点トップで優勝を目指したい」と意気込みを語った。