チルト3度の菅章哉を退けた下條雄太郎が今年2度目のV

ボートレース津の「津PR第1戦ウイナーズバトル」は15日に最終日を迎えて、12Rでは優勝戦が行われた。

チルト3度で登場した菅章哉は展示タイムで6秒57と、岩瀬裕亮の6秒71を大きく引き離して好伸びをアピールしていた。進入は枠なり3対3の並び。トップスタートは岩瀬のコンマ07だったが、コンマ10の踏み込みからスリット後に伸びたのは大外の菅。しかし、渡部悟、谷野錬志に行く手を阻まれてまくり切ることができず、コンマ09のスタートからイン下條雄太郎が先マイに成功。まくり差しで迫る岩瀬を振り切って、1着でゴールした。

岩瀬がそのまま2着で続き、3着は道中で菅と上野真之介を競り落とした谷野。チルト3度でレースを盛り上げた菅は5着に敗れた。3連単1-3-4は1,300円4番人気で決着した。

下條は6コースまくりで制した宮島GⅡ戦に続いて、今年2度目の優勝。レース後は「ダービーもあるし、一走一走しっかりと走りたい」と、ボーダー付近の争いとなっているダービー勝率を見据えていた。汗をぬぐう暇もなく、次走のGⅡ児島MB大賞へ挑む。

優勝戦の結果はこちら 津12R