吉川喜継の逃げが決まるも優勝戦は万舟決着！

ボートレース尼崎の「BTS鳥取開設13周年記念 鳥取市長杯」は10日が最終日。選抜戦10Rは山口達也がまくり差し、11Rは中島秀治が差して白星締め。特に山口は5枠ながら前付けで3カド奪取と、貪欲な姿勢で白星をもぎ取った。

注目の優勝戦、進入は枠なり3対3。スリットではカド渡邊雄一郎がコンマ03のトップスタート。ややアジャスト気味だったが、スリット後に伸びて内をまくりにかかる。対してイン吉川喜継もコンマ11を決めて、1マークは先マイを譲らず。渡邊に応戦しながらも踏ん張って、そのまま押し切りに成功した。

渡邊は大きく流れ、大外から最内を差した平田健之佑が2着。木谷賢太が3番手につけていたが、立て直した渡邊が逆転で3着に入った。2連単1-2は3,740円、3連単1-6-4は1万6230円で決着。

吉川は通算14度目、今年初、当地通算では2度目のV。終わってみれば9戦して3連対を外したのは一度だけ。吉川らしい安定感を見せつけて、混戦シリーズに終止符を打った。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R