角谷健吾
角谷健吾

芦屋

角谷健吾がカド一撃で芦屋通算8V

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ボートレース芦屋のGⅢ「マスターズリーグ第2戦」は9日、最終12Rで優勝戦が行われた。

進入は枠なり3対3。初日に連勝、準優を含めて3日目から5連勝と1着を並べて人気を背負った1号艇の中辻崇人がコンマ07のトップSを踏み込み1Mへ。ただ、右隣の鈴木博がやや遅れて、さらにその隣の田頭実はスリット後に明らかに劣勢。4カドから中辻に次ぐコンマ09のSを踏み込んだ角谷健吾が鈴木と田頭の2艇を叩きながら内へ寄せて行く。中辻は先マイに持ち込んだものの、角谷の角度の付いたまくりに抵抗できず、引き波に沈んでしまった。

展開を突いてまくり差しに入った中村真と最内差しの芝田浩治は届かず、角谷がバックで安全圏に持ち込んだ。焦点の2番手争いは、一度は引き波に沈みながらもパワーで復活した中辻が勝ち取り、鈴木との接戦を制した中村が3着。2連単4-1は2,360円(7番人気)、3連単4-1-5は11,400円(25番人気)の高配当で決着した。

節一は伸びの中辻と出足の鈴木の争いではあったものの、角谷も前検から相棒の50号機に好感触でずっと上位の一角だった。準優だけは2号艇だったこともあって出足寄りの調整にしたが、4号艇になった優勝戦は予選道中と同じ伸び型を明言。そして、最後は全てをのみ込む一撃を決めて見せた。芦屋はこれで通算8V。予選は2度のイン戦をともに勝ち切れずに精細を欠いたが、最後は当地での抜群の相性の良さも示して優勝を飾った。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R