フライングのアクシデントに負けず深川麻奈美が福岡初優勝/福岡オールレディース

ボートレース福岡のGⅢ「オールレディースLOVE FM福岡なでしこカップ」は6日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。

展示、本番ともに進入は枠なり3対3。3コースの野田部宏子がプラス01のフライングで戦線離脱となる中、1Mはともにコンマ07の好スタートを決めた深川麻奈美と櫻本あゆみの一騎打ちに。櫻本はタイミング良く2コースまくりを放ったが、それを受け止めた深川が主導権を握り、そのまま先頭へ。2番手は櫻本が確保した。接戦となった3番手争いは、3周1Mで水口由紀が失速した瞬間を逃さなかった渡邉優美が逆転で浮上。2連単1-2は230円、3連単1-2-5は440円。ともに1番人気の決着となった。

勝った深川は23年12月丸亀以来、通算4回目の優勝。当地では初優勝となった。「1Mは少し焦った部分があったけど、(2号艇の)音が聞こえていたので、対応できました。エンジンのおかげですね」と31号機に最敬礼。この優勝で深川は来年のレディースチャンピオンの出場権を獲得した。

一方、フライングにより売り上げの約58%にあたる1億4800万円が返還。当事者となった野田部は地元水面でデビュー初Vを狙った一戦だったが、19日開幕の住之江オールレディース後にフライング休みに突入。罰則のため休み明けから6か月は女子戦に出場することができない。

優勝戦の結果はこちら 福岡12R