住之江
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優勝した馬場貴也が年末に本当の天下統一を狙う/住之江太閤賞
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ボートレース住之江のGI「太閤賞競走開設68周年記念」は5日に優勝戦を含む全レースが終了した。
初日は石野貴之、2日目は馬場貴也がドリーム戦を勝利してシリーズの幕が開けた。しかし、予選では山口剛が得点率トップ通過から(12Rで負傷)途中帰郷になるなど波乱のシリーズとなった。繰り上がって1位通過となった馬場も、その12Rで山口に乗り上げる形で転覆失格に。準優では何とか逃げ切るも「足落ちしている」と笑顔はなく、GI以上の優勝戦では異例となるセット交換をして本番を迎えた。結果的には、この整備が見事に当たり、優勝戦はイン速攻からの一人旅で天下統一。
馬場は昨年末のグランプリでは1走目に妨害失格となり頂点への夢は途切れたが、この優勝により今年の賞金ランキングでも4位に浮上。グランプリでは昨年の雪辱を果たして、本当の天下統一を成し遂げる。
優勝者コメント・馬場貴也
「最高ですね。嬉しいです。今節の勝因はツキ一本ですね。本当に流れが良かったと思う。準優で足落ちしていたので、整備士さんに泣きついてセット交換をした。朝に乗ってみたら体感が良くなっていたので、これなら何とかなると思っていた。(1Mは)自分のターンをしようと思って集中して行ったけど、自分のターンができたと思う。今年はリズムが悪かったけど、前節のオールスター優出から流れが変わった。今回は優勝できたし、年末に生かしたい。来節以降も、自分の出来ることをしっかりやって行きます」。