入海馨
入海馨

難なく押し切った入海馨が今年2度目のV

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ボートレース津の「サンケイスポーツ杯」は30日が最終日。3日目とは真逆に追い風水面となった。

入海馨山口達也の岡山コンビが人気を集めた優勝戦。進入は枠なりの3対3の並びから、スリットではイン入海がコンマ17のトップスタート。カドから内を絞りにかかった福田翔吾がまくりにかかるも、入海が受け止めて1マークを先マイ。バックで後続を引き離して押し切った。初優勝を狙った福田が惜しくも2着、3着には梶野学志が続いて2連単1-4は930円、3連単1-4-2は2,530円で決着した。

入海は地元児島のGW戦に続いて今年2度目、通算では9回目の優勝を飾った。かつて競艇王国と呼ばれた岡山支部復権の鍵を握る一人であることは間違いないが、ヤングダービーで2回の優出はあるものの、まだシニアのGI・Ⅱ戦では準優の壁を越えられていない。7月2日から始まる児島GⅡへ参戦が決まっており、殻を破るには絶好の機会となるだろう。今回の優勝が起爆剤となるのか、注目だ。

優勝戦の結果はこちら 津12R