永田啓二
永田啓二

琵琶湖

永田啓二がスタート劣勢から豪快にまくりV

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ボートレースびわこの「ボートピア京都やわた開設17周年記念」は26日に優勝戦が行われた。最終日は午後からやや風が強まり、優勝戦は向い風4m/秒、波高4cmという水面コンディションで行われた。

優勝戦1号艇は5日目準優でインから執念の逆転勝利を挙げた稲田浩二、2号艇は準優で唯一のイン逃げを決めた当地G覇者の大上卓人、そして3号艇は準優でシリーズリーダーの太田和美をスタート一気のまくりで制した永田啓二が入る。4~6号艇には準優2着グループの前出の太田、仲谷颯仁、そして地元若手の中島秀治

スタート展示同様に枠なり3対3の進入で優勝戦が開始された。スタートを決めたのはインの稲田と2コースの大上。3コースの永田がやや遅れ、ダッシュ勢はさらに大きく遅れる展開となったが、そこから豪快にまくって出たのが3コースの永田で、あっという間にインの稲田を飲み込み先頭に躍り出る。差した大上が続き、その外をインの稲田、内を2番差しの太田が続く。ここからバックですでに大きくリードを広げた永田の後方で3選手による激しい2位争いが始まる。1周2マークでは大上が一歩前に出たが、2周1マークで稲田が逆転し、太田が2位争いから脱落。しかし2周2マークで稲田の旋回がやや外に流れ、大上が内から再度2番手を浮上し、そのまま永田、大上、稲田の順でゴールイン。3連単は3-2-1で2万3610円(53番人気)と波乱の決着に。

準優でも絶対本命の太田をまくりで仕留めた永田が、優勝戦でもインの稲田に対しスタート劣勢からまくり強攻を決めてみごとな優勝を飾る。ちなみに当地では4月のエンジン更新以降、優勝戦はこれで4節連続でまくり決着となり、かつての「イン受難水面」を彷彿させる現象が続いている。

優勝戦の結果はこちら びわこ12R