住之江
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【GI事前情報】層の厚い地元勢は11人が参戦、島村隆幸の勢いに警戒 /住之江太閤賞
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展望
ボートレース住之江では5月31日からGI「太閤賞競走開設68周年記念」が開催される。67回大会は今年3月に開催されて瓜生正義の優勝で幕を閉じたが、今回は瓜生が不在のシリーズ。優出したメンバーでは丸岡正典、上條暢嵩が連続参戦となり、今度こそは頂点を狙う。
地元勢では石野貴之、松井繁、田中信一郎など、歴代覇者たちを含めてベテランから若手まで11名が参戦。遠征勢では前回不在だった馬場貴也、毒島誠、菊地孝平、山口剛などSG覇者たちが牙を剥く。3月に唐津GIVを飾った西山貴浩、尼崎周年Vの島村隆幸も近況好調で注目したい存在だ。
水面・モーター
現行エンジンは3月が初下ろしで、相場は定まっていない。中でも初下ろしから抜群の気配を披露した56号機が最もエースに近い。初下ろしから伸び中心に強烈なパフォーマンスを発揮して、出足を求めても反応があるように総合力が高いエンジンだ。
次に評価が高いのは周年で上條が優出を果たした38号機。序盤からエンジンのパワーを絶賛していたが、優勝戦でも「バランスが取れて上位」と文句なしの仕上がりで節イチ気配を誇った。
現状では上記の2基が最上位グループ、周年Vの53号機、優出の12、27、65号機が上位グループといったところか。14、24、32、36、51、84号機も素性確かで楽しみだ。ただ、5月8日から温水パイプが外れる為、直前の2節間でのエンジン気配の動向にも注目して欲しい。
今節のキモ
以前まではリピーターの多い大会だったが、過去10年では新チャンピオンが7回誕生している。最近はSGや記念戦でも平成世代の台頭が目立つように、この大会でもそろそろ初の平成世代のチャンピオンが誕生しそうな雰囲気がある。
地元勢では上條、山崎郡、小池修平、上田龍星が燃える。島村、藤原啓史朗、宮之原輝紀も平成世代のトップレーサーとして強豪を相手に立ち向かう。