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ダービー出場を目指す古賀繁輝が意地の逃げ切りV
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ボートレース津のGⅢ「中日スポーツ創刊70周年 中日カップ」は23日に最終日を迎えて、優勝戦は穏やかな追い風の中で行われた。
優勝戦前としては珍しく大幅な部品交換があり、4号艇の林美憲がリング交換。5号艇の船岡洋一郎がセットと電気。6号艇の荒川健太もセット交換と、外枠勢が一か八かの勝負に出た。これを聞いた1号艇の古賀繁輝は「林さんが一発勝負を狙ってきた」と警戒を強めていた。
進入では荒川がスローへ回り込んで、1236カド45の並び。古賀の危惧したとおりにカド林がコンマ10のトップスタートから内を一気に絞り込みに出る。ただ、古賀自身もコンマ13と負けない踏み込みからスリット後に伸び返して、1Mは先マイ。まくり差しへ切り替えた林がバックで迫るも、古賀が何とか振り切って今年2回目、通算47回目の優勝を飾った。2着は林が続き、3着には船岡が入線。2連単1-4は480円2番人気、3連単1-4-5は1,800円6番人気で決着した。
古賀は「オールスターは佐賀の後輩が5人も出ている。ぼくもまたSGに出たい」と、出場圏内にいるボートレースダービー出場権を強く意識。審査対象期間は残り2か月少々とあって、今年の夏は気合のこもった走りを見せてくれそうだ。