深川真二
深川真二

浜名湖

深川真二がイン奪取からの80起こしで逃げ切りV

{{ good_count }}

ボートレース浜名湖の「BTS岩間20周年記念」は20日、最終日を迎えた。昨夜からの雨は上がり、1Rから穏やかな水面と絶好のコンディション。注目の優勝戦はスタート展示から激しいコース争いとなった。

9R終了後の特訓では2本とも124356の並びで、1枠の山田雄太と4枠の深川真二は80からの起こしも練習していた。12Rのスタート展示は2号艇の上田龍星がピット離れで飛び出してインを奪取。深川は前付けで2コース、山田雄は3コース。3号艇の木下翔太はダッシュに引いて、3対3の並び。

本番では再び上田がピット離れで飛び出したが、深川が迷わず前付けからすぐに舟を向けてインへ。山田雄は回り込んでの2コース、上田は小回り辺りの起こしで3コースに構えて、412カド356の進入。イン深川は80からの起こしになった。

それでもコンマ07のトップスタートを決めた深川は、1Mを先制ターン。残る5艇の攻めは届かず、そのまま押し切って優勝を決めた。まくり差し狙った上田は1Mで山田雄と接触したが、2Mで坂口周をさばいて2着。3番手につけていた坂口を木下が逆転して、3着に入った。2連単4-2は940円5番人気、3連単423は2,950円11番人気。

深川は強力足の援護もあって深い起こしは慣れているとはいえ、80起こしからの優勝は最近ではめったに見られることはなく、貫録を示す一戦となった。深川は4月大村に続いて今年2度目、当地では7回目、通算では111回目の優勝となった。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R