吉川元浩
吉川元浩

平和島

吉川元浩がエンジンを立て直して2日目ドリームに臨む/平和島モーターボート大賞

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ボートレース平和島のGⅡ「モーターボート大賞~G1・G2優出者バトル~」は14日に開幕した。初日12R「トーキョーベイドリーム」をまくり差しで制した湯川浩司は前検後にシャフト交換を施して、「上向いている感じはある」と成果が出ている様子。特徴は無くても、「乗り心地はまずまずだし、全ての足がまずまずです」と戦える足になってきた。

長田頼宗はピストン、ピストンリング、キャリアボデーの交換をして、「底上げはできています」と、こちらも前検よりは良くなっている。インで2着だった宮之原輝紀は「展示タイムが一人だけ悪かったし、ターンも引っ掛かる。こんなに良くないのは久しぶりですね」と深刻そうな表情。それでも「整備を含めていろいろ考えます」と前を向いた。

2日目12R「ピースタードリーム」の1号艇は吉川元浩。「直線はペラでなんとかなるけど、競ったら弱すぎる。底力がない」とエンジン自体は非力。「エンジンがこんなだから、どうなるか分からないけど、少しでも良くなれば」と調整に入る。

エンジンが良いのは辻栄蔵。「出足は合っていなかったけど、伸びは良さそう。スタートの見え方は難しい」とのことだが、ある程度のスタートが決まれば3コースから豪快なまくりを見せてくれるかもしれない。齊藤仁は「瞬時に差せたし、ターン回りはいい」状態で、2コースから差しに構えて逆転を狙う。

他で気配が良さそうなのは奈須啓太末永祐輝浜先真範あたり。奈須は「エンジンに力強さを感じています」と評判機の手応えは十分。末永は「足はいいですね。伸びを中心にしっくりきています」。浜先も「後半は伸びの方が良かった。エンジンはいいと思うので、合わせられればもっと出ると思う」と楽しみがある。

ピースタードリームの出走表はこちら 平和島12R