宮島
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ファンの思いを胸に守屋美穂が優勝/宮島レディースオールスター
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ボートレース宮島のGⅡ「第9回レディースオールスター」は12日に最終日を迎えた。今大会は風の向きと強さの変化が非常に大きかった。しかも序盤の潮回りは大潮で水面が高く、ポチャポチャと波打つ状況。体重の軽い女子レーサーにとってはあまり好ましくない水面ではあった。
3日目までは無事故だったが、4日目はオープニングの1Rで平川香織がF。5日目の準優11Rでは4艇の集団Fとスタート事故が発生してしまった。それでも、転覆や落水による失格者は不在(準優11Rの米丸乃絵はF後の転覆)。ファン投票による大会だけに、選手もその想いをいつも以上に背負って走り抜けた一節間。各選手がファンの期待を裏切らないように意識を高く持って争った結果が、この怪我のない走りにつながったのではなかろうか。
優勝者コメント・守屋美穂
「嬉しいです。ありがとうございます。今回はエンジンが本当に良かったので優勝戦は雨が降っても微調整だけで、(足的に)不安はなかった。ただ特訓から實森美祐選手が良く見えて、まくられたくないとは思ってましたけど、自分がしっかり行ければ大丈夫と思っていきました。スタートは全速。入ってて良かった。1マークはすごくいいかかりをしてくれたので、しっかり回れました。今大会は6号艇の時に消極的なレースをしてしまって、すごく悔いが残りました。この先も目の前の1走1走をしっかり走っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」。