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ボートレース唐津の「日本財団会長杯ゴールデンウイーク唐津特選」は8日に優勝戦が行われた。
最終日は予報通りに強めの追い風。1Rから安定板が使用され、11Rからは2周にレースが短縮された。そんな中、風でスタート勘が狂わされたか、8Rは中島昂章、常住蓮、川辺郭人のダッシュ枠3人がF。常住は7月からA1復帰を決めているが新期早々にFの足カセを背負ってしまった。133期新人の川辺は初めてのF。
優勝戦はピット離れが横並びで3対3の枠なり。3コースから勢い良く握って攻めた峰竜太は風の影響をもろに受け思うように前に進まず。イン先マイの宮地元輝は少しオーバーターン気味で、2コース差しの古賀繁輝が宮地を捕らえたかと思われたが機力万全の宮地はバックで舟足を伸ばす。それでも諦めない古賀は1周2Mを先マイに持ち込んだが、冷静に対処した宮地は古賀の内に切り込む。2周目ホームで半艇身ほど前に出た宮地が2周1Mで古賀の差しを許さず、2月の福岡一般戦に続く今年2回目の優勝。地元は6回目、通算で32回目のVを決めた。29回目の優出だった北川太一は3着で、初優勝は持ち越しとなった。2連単1-2は430円(2番人気)、3連単1-2-4は2,190円(8番人気)。
「オールスターに弾みを付けたい」と語っていた宮地は、丸亀一般戦(12~15日)を走ると21日に多摩川で開幕するSG第51回ボートレースオールスターで2度目のSG制覇を目指す。
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