吉川元浩
吉川元浩

尼崎

吉川元浩が圧巻の速攻優勝

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ボートレース尼崎の「第56回報知金杯争奪六甲賞競走」は5日に最終日を迎えた。

まずは選抜戦から。10Rは鈴谷一平がカドからS一撃まくり。11Rは魚谷智之が道中の前競りを冷静に差して抜きの白星。今節、モーター調整に大苦戦した二人だが、揃って最後は気持ち良く白星締めとなった。

さて注目の優勝戦。強めの向い風で安定板装着。進入は枠なり3対3。強風の中、難しいスタートとなったがコンマ03の見事なトップSを決めたのは吉川元浩。インからガッチリ先マイして、2号艇・和田拓也の渾身差しも僅かに舳先かからず、吉川が逃げ切り成功。連争いはその和田拓が先行して2マークを回るが強風の影響でターンは流れ気味に。そこへ、差し続いた4号艇・長岡良也が舟を合わせるように切り込み、まくり差しから続いた3号艇・高野哲史も差して一気に浮上。1周ホームでは三者併走状態に。2周1マーク、高野は痛恨の振り込み、外を回した長岡が抜け出してここでケリ。和田拓は高野を避けるターンで事故回避するが3着止まりとなった。

優勝した吉川は通算102回目、今年3回目、当地通算では32回目のV。終わってみれば9戦8勝とまさに独壇場とも言える活躍と存在感だった。6月に当地で開催されるSGグランドチャンピオンに向け、調整面での収穫も多かったはず。楽しみは膨らむばかりだ。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R