村岡賢人
村岡賢人

尼崎

村岡賢人が鮮やかな差し切りV

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ボートレース尼崎の「デイリースポーツ杯争奪第35回ささはら賞競走」は28日に優勝戦が行われた。

まずは選抜戦。10Rは永田秀二が逃げて、11Rは入海馨がまくり差して白星締め。特に入海はA1勝率の勝負駆けだったが前半も逃げ切って連勝締め。あとはボーダー次第にはなるが、見事な締めくくりだった。

さて注目の優勝戦。進入は枠なりの3対3。スリットもほぼ横一戦でインの鈴木孝明がしっかり先マイ。ただ、ややターンマークに寄り過ぎた印象で慎重気味なターンに。その隙を村岡賢人が見逃さなかった。角度を付けた差しハンドルでバックは完全な並走に持ち込み、そのまま2マークも先手を奪って差し切りV。鈴木は2マーク握って出るがターンが膨れ、2番差しからクルッと小回りした一瀬明が一気に2位浮上。鈴木はさらに最終マークで、猛追した西村拓也にもさばかれてまさかの4着フィニッシュとなった。

優勝した村岡賢人は通算8度目、今年初、当地通算でも初V。今節は1、2を争う抜群の仕上がりで、最後は初Vを目指す鈴木の前に大きく立ちはだかった。また今節は新モーター・新ボートシリーズだったが、この村岡が手にした4号機は今後も誰が手にするか注目を集めることになりそうだ。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R