中村日向がまくって多摩川初優勝

ボートレース多摩川の「第19回マンスリーBOATRACE杯」は17日が最終日。初日メインの「多摩川選抜」から優出を果たしたのは茅原悠紀、井上一輝の2人だけ。活躍が期待されていた湯川浩司、宮地元輝はファイナルへ進めず。優勝戦の絶好枠を手にしたのは予選を唯一オール連対でまとめた茅原。茅原は当地では周年制覇の実績もあり、水面との相性も抜群。人気もここに集中していた。

進入は枠なりの3対3で2コースの中村日向が15のトップスタート。イン茅原は16でスリット上はほぼ同体だったが、そこから伸びた中村日がまくりを敢行。そのままバック先頭に躍り出たが、素早く立て直した茅原が猛追。2周ホームまで中村日に迫っていたが、2周1Mで内を突いた山下和彦をさばく間に中村日と艇間が開いてそこで態勢が決した。中村日は通算5回目、当地では3回目の優出での初V。2連単2-1は1,080円5番人気、3連単2-1-3は5,710円18番人気だった。

優勝戦の結果はこちら 多摩川12R