浜名湖
浜名湖
トップスタートからイン速攻で古結宏が今年初V
{{ good_count }}
ボートレース浜名湖の「サンケイスポーツ杯」は11日に最終日を迎えた。今節はマスターズチャンピオン開催前ということもあり、江口晃生、田頭実、佐々木康幸、赤岩善生ら実績豊富なベテランが多く揃っていた。
地元勢で主役に推された佐々木だったが、低調機とのタッグとなった上に、新ペラスタートで調整にはかなり苦戦。初日「ドリーム戦」を逃げて以降も無難に着はまとめたものの、舟足的には厳しい戦いが続いていた。
佐々木と予選トップを争ったのが古結宏と赤岩だ。古結は予選をオール3連対で終えたものの、赤岩は予選を3連勝で締めて、逆転でトップ通過を決めた。佐々木は田頭と得点率で並んだものの、着位差で敗れて4位通過。準優1枠は赤岩、古結、田頭が手にした。
ただ、準優では赤岩のみが逃げ損じて、優勝戦の1枠は古結に渡った。優勝戦の並びは1枠から古結、田頭、春園功太、赤岩、北村征嗣、市橋卓士。機力的には田頭、春園、赤岩が優勢で、中堅上位クラスだった古結の見劣り感は否めなかった。
展示では赤岩が3コースまで潜り、1243カド56の隊形だったが、本番では春園が赤岩に抵抗して、進入は1234カド56の並びになった。古結はコンマ06のトップスタートを決めると、外の攻めを寄せつけずにあっさり1Mを先マイ。バックで早々に独走態勢を築き、今年初の優勝を決めた。2着は握った春園、3着には差した田頭が入線し、3連単1-3-2は1,640円(4番人気)と本命決着でシリーズは幕を下ろした。
なお、ボートレース浜名湖のエンジンは今節が使い納め。4月16日の開催からは新エンジンが使用される。