菊地孝平
菊地孝平

児島

「児島に愛された男」菊地孝平が一気まくりで優勝!/児島キングカップ

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ボートレース児島のGI「児島キングカップ開設72周年記念競走」は9日にシリーズの幕を下ろした。

序盤はドリーム組の茅原悠紀上平真二が3連勝でリードしていたが、3日目に茅原、上平が崩れたところへ河合佑樹森高一真白井英治宮地元輝中島孝平がポイントアップ。4日目は熾烈な得点争いとなり、シリーズ3勝目を挙げた桐生順平が予選トップ通過を決めた。

一方、菊地孝平は4日目前半で5着となり、後半で1着でも推定ボーダーの6.00に届かない状況だった。予選最終12Rの結果待ちとなったが、結果、同率で並んだ新田雄史を上位着順差で上回って18番目で準優へ滑り込み。この時点で当地の女神が見守っていたに違いない。準優は12R6号艇と厳しい位置だったが、シリーズリーダー桐生と共に守屋美穂松尾拓がまさかのFで脱落。恵まれの1着で優勝戦へ駒を進めた。

そうして迎えた優勝戦は、3コースから一気まくりを決めて優勝。ツキも味方にした菊地が3度目の当地GIVを飾った。

優勝戦の結果はこちら 児島12R

優勝者コメント・菊地孝平

「『ずっと好きです児島ボート』というキャッチフレーズがあったんですよ、児島で。その時に優勝して、ピンチな時に運がついてくる。いつからか「児島に愛された男」と自分では思っていて。3枠になったことと、足が上向いて来た。ちょっとギヤを上げて行った。

最終日がベタな水面だったら大池佑来君が8、9割。この水面ならチャンスがあると思っていた。よほどスタートで後手をふまない限りはまくり差しはないと思っていった。

45才になったんで、新人としてマスターズへいって、これからはベテランとしてやっていきたい」。