新田泰章
新田泰章

唐津

安河内健の地元初Vならず、新田泰章が大逆転V

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ボートレース唐津の「ズバッと!!なべチャンネル杯」は7日に最終日を迎え、予報通りに緩やかな追い風の静水面。スピード戦が展開される中、6Rは飯山晃三、9Rは小黒竜吾と1号艇から逃げを目指した両者が痛恨のF。8RではGI「ダイヤモンドカップ」の優勝機を操る日高逸子がまくり差しを決めて遅ればせながら初勝利を挙げる。西山貴浩が躍動したエンジンで注目を集めていたが、体重差と気温の変化もあって2日目までは操縦性に難あり。ペラを自分の形に叩き変えて白星へとこぎつけた。

安河内健の地元初優勝がかかった優勝戦は、4号艇の木村光宏が前付け策で2コースへ。2号艇の新田泰章は3カドを選択して、進入は14カド2356の並び。木村がスタート遅れで中へこみのスリット隊形から新田はまくりを狙うが、安河内が冷静に受け止める。バックは並走で続く1周2Mも新田はツケマイ。ここも安河内は合わせるようにターン。安河内は2周1Mを先マイして悲願達成を決めるかと思われたが、2周目バックで差した新田がグイグイ舟足を伸ばし、安河内を捕らえる。安河内は2周2Mの攻めにスムーズさを欠き、新田が大逆転V。2連単2-1は1,110円(5番人気)、3連単2-1-4は4,410円(15番人気)。

新田は昨年12月の徳山一般戦以来、通算8度目、当地は2度目の優勝を飾った。安河内は2月の一般戦に続き、優勝戦で1号艇を生かせず2着惜敗に終わった。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R