中越博紀
中越博紀

平和島

激しい心理戦の末、優勝戦はチルト3不在という事態に…

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ボートレース平和島の「BTS河辺開設29周年記念」は7日に優勝戦が行われた。ここ数日は天候面がすぐれなかった東京地方だが、最終日は晴れて気温が上昇。終盤レースの時間帯には20℃近くまで上がり、晩春か初夏の頃を想起させる陽気に。対岸に咲く桜も一気に花開く、という一日だった。

注目の優勝戦には、チルト3の使い手が2選手存在。準優では共にチルトをMAXにした酒井俊弘菅章哉の方向性が注目されたが、4枠の酒井はチルト1、5枠の菅はチルト2を選択。2選手が互いを意識し合ってチルト3を回避したことは、当然だがスロー勢には朗報として伝わり、1枠の金子萌は5コースから伸びて仕掛けた酒井を張ってイン先マイに成功。しかし、まくりを牽制した分でその旋回は大きくもなり、中越博紀は2コースから小さく運んで差しに入り、バックでは伸びて金子に届きながら2マーク先取りに成功。そのまま先頭の地位を守り、当地では2回目、通算では17回目となるVゴールへ到達した。

優勝戦の結果はこちら 平和島12R