山田哲也
山田哲也

芦屋

山田哲也が今年2度目の芦屋V

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ボートレース芦屋の「西部ボートレース記者クラブ杯」は最終日の3日、12Rで優勝戦が行われた。全て万舟決着と大荒れだった準優を勝ち上がった6人が激しく火花を散らす優勝戦となった。

進入は枠なり3対3。これまでSが決まっていた滝沢芳行がコンマ34とまさかの立ち遅れ。ピット離れも怪しかったことを考えれば、雨による湿気の影響は大きかったか。伸び劣勢の権藤俊光はスリットから下がり、コンマ11のSを決めた飯山泰がカドから攻め込む隊形に。準優のように飯山のまくりが決まりそうにも見えたが、飯山と同じコンマ11のSを踏み込んでいた山田哲也がインから伸び返して1Mを先取り。飯山はまくり差しに切り替えたが、引き波に足を取られて後退。飯山の外を行った梶野学志と内を行った田中豪が迫ったが、2Mも先マイした山田が優勝を決定づけた。2着は田中、3着は梶野が入線。4着は飯山で、東京支部4選手が4着までを固めた。2連単1-6は1,970円(6番人気)、3連単1-6-5は8,300円(22番人気)で決着。

山田はF休み明け初戦で王道Vを飾った2月に続く当地登場で、今回は予選7位通過ながら優勝戦はインから押し切っての優勝。準優1号艇が全滅という非常に珍しいシリーズでもあったが、予選トップ通過の杉田篤光を破ったのは山田だった。2日目後半でコンマ03だった時には「さすがに勘より早かったです」と苦笑いだったが、最も大きなタイミングでもコンマ17と今節も切れ味抜群のS攻勢が冴え渡った。

また、優勝戦前の11Rでは、里岡右貴が逃げて今節4勝目をゲット。通算1,000勝を達成している。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R