浜名湖
浜名湖
節イチの伸びでシリーズを沸かせた坂本雄紀がデビュー初優勝
{{ good_count }}
ボートレース浜名湖の「BTS富士おやま9周年B級春選抜ニッカン・コム杯」は3日に最終日を迎えて、節イチの伸びでシリーズを沸かせた坂本雄紀がデビュー初優勝を飾った。
今節は高校野球の春のセンバツになぞらえて全国からB級選手を集めた企画レース。選手の顔ぶれも元球児がいたり、元西武ライオンズの野田昇吾が斡旋されるなど、野球にゆかりのあるメンバーも散見された。
注目のエンジン抽選ではDR組が軒並み中堅機や低調機を引き、前節優勝機は事故点が高くオール6コース戦となっていた梅原祥平の手に渡るなど、当初から優勝候補不在の混戦ムードが漂っていた。ただ、前節に内堀学が仕上げた9号機をゲットした坂本は序盤から秀逸な伸びを披露し、2日目終了時点では得点率トップに浮上。台風の目と期待されたが、3日目に待機行動違反を取られて後退してしまった。
4日目には荒天により9R以降が打ち切られ、結局トップ通過を果たしたのは大谷直弘。ただ大谷は準優で敗れ、ベスト6入りはならず…。反対に坂本は3枠となった準優でも強烈な伸びで2着に入り、優勝戦の切符を手にした。最終的に優出したのは1枠から、佐々木大河、星栄爾、東健介、菊池峰晴、坂本、加藤翔。
優勝戦、展示では枠なり3対3の進入だったものの、本番では菊池が坂本のマーク策に出て123カド546に。スリットは内4艇が揃ったが、最後も圧巻の伸び足で坂本がまくり切り、3連単5-4-6は1万8810円の好配当で決着。
高校野球では健大高崎が群馬県勢として初の優勝を飾ったが、ボートの方でも群馬支部の若手が嬉しい初優勝を飾ってシリーズの幕が下りた。