住之江
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【GI事前情報】石野貴之が大会連覇に向けて地元で貫禄を示す/住之江太閤賞開設67周年記念
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展望
ボートレース住之江では3月24日からGI「太閤賞競走開設67周年記念」が開幕する。昨年は石野貴之のV2で幕を閉じたが、地元勢による優勝は2016年の田中信一郎以来となる7大会振り。過去10年(11大会)でも地元勢が2勝なのに対して遠征勢は9勝と近年は地元勢が有利とも言えない状況だ。地元勢では昨年覇者の石野を筆頭に松井繁、田中、丸岡正典、湯川浩司など歴代大会覇者が顔を揃える。その中でも石野は昨年のGPも制して、今年は初日12R千成賞では1号艇を務める。大会連覇に向けて地元で貫禄を示す。
遠征組でまず名前を挙げたいのが大会V2の井口佳典。当地はSGでもV2と相性抜群。マスターズ世代に入っても攻撃力に衰えはなく、今回も好勝負は必至。ナイターキング毒島誠、優勝実績がある新田雄史、坪井康晴などにも注目したい。
水面・モーター
現行エンジンは初下ろしから2節目で相場は定まっていない。初下ろしで使用された48基と性能検査でのタイム上位4基の合わせて52基で抽選が行われる。しかし、新エンジンでは整備制限があり、当地でも原則としてはGW開催までは中古部品への交換はできない。新品への部品交換は可能だが、中古部品と比べると大幅な上積みは期待できない。整備力よりもペラによる調整力を試されるシリーズとなりそうだ。
今節のキモ
2月に地区選が各地域で行われたが、近畿地区選を制した山崎郡は最高のリズムとモチベーションで地元記念に参戦。以前まで、記念レースでは栄冠にあと一歩届かずのイメージだったが、初タイトルを獲得したことでその呪縛も解けた。充実ムードの今なら全国から精鋭が揃うこの舞台でも楽しみな存在だ。
その近畿地区選で優出を果たした小池修平、1月の下関で記念制覇の上條暢嵩など地元若手勢が好調で注目したい。菊地孝平、白井英治も地区選で優出と調子は右肩上がり。同じく地区選で大活躍を見せた浜先真範、仲谷颯仁、近江翔吾など平成世代のレーサー達にも熱視線を送りたい。