鮮やかな逆転劇！牟田奨太が念願のデビュー初優勝！

ボートレース蒲郡の「愛知バス杯争奪 ABCツアーカップ」は15日が最終日。12Rでは優勝戦が行われた。

ピット離れで飛び出した2号艇の野口勝弘がインを狙う動きを見せたが、1号艇の宮下元胤も譲らずインを主張。結果。スタート展示通りに枠なり3対3の進入隊形になった。

スリットでは2コース野口がコンマ11のトップショットを決めたが、宮下がインから伸び返して1マークを先マイ。牟田奨太のまくり差しは届かず、バックでは1～2艇身近く宮下が先行した。続く2マークも宮下が先マイしたが、牟田が逆転を狙って渾身の差しハンドル。これが見事に届き、ホームではわずかに牟田がリードを奪った。1マークでは吉田和仁が転覆していたため、内にいた牟田が2周1マークを先に回って決着。牟田がトップゴールを決めて、宮下は悔しい2着に敗れた。3着は岡谷健吾を冷静に差しかわした野口で、3連単3-1-2は6,590円17番人気。

牟田は通算3回目の優出で、デビュー6年10か月目にして念願の初優勝。「いつも応援してくれるおばぁちゃんに伝えたいです」と喜びを語った。

優勝戦の結果はこちら 蒲郡12R