琵琶湖
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藤山翔大が強烈な伸び足でデビュー10度目のV達成
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ボートレースびわこの「第4回京都新聞杯」は6日が最終日。 最終日は、朝から曇り空が広がる天候だったが、優勝戦を迎える直前に太陽が顔を出す明るい水面となり、追い風も2m程度に収まって、絶好のコンディションとなった。
優勝戦の注目は節間6連勝もマークしたシリーズリーダーの藤山翔大だが、唯一の心配は今節、ここまで平均スタートタイミングがコンマ25とF1を抱えてかなり慎重になっているスタートにある。しかし裏を返せば、そのタイミングで6連勝をマークし優勝戦1枠を勝ち獲っている点で、パワー面には絶対の自信を持つ。とはいえ、優勝戦のS展示でも他艇全員がF前後の早いスタートを仕掛けたのに対し、ひとりコンマ23と大きく遅れを取り不安を増幅させたが…。
その藤山がインコースに入り、以下も吉川貴仁、木村仁紀、外崎悟、広瀬聖仁、島川光男と枠なりにコースを取って3対3の隊形で優勝戦が開始された。スリットではカド4コースの外崎がコンマ14のトップスタートを放ったが、各艇もほぼ1艇身残しでスリットを通過、そして注目の藤山もインからコンマ18のスタートを決めて1マークを先制する。スタートで飛び出した外崎が果敢に仕掛け、1マークはまくり差しで逃げる藤山の内を突く。バックで一瞬追いつく場面もあったが、そこから藤山が強烈に伸びて突き放し1周2マークも単独で先取り。外崎はここで後手にまわり惜しい2番手に。そして3番手も1番差しの吉川が後続を引き離し、2周ホームで早くも1-4-2の上位3者がほぼ確定した。スタートが全艇揃った時点で、パワー劣勢の木村やアウトまわりの広瀬、島川には出番がなかった。3連単1-4-2は1,970円。
強烈な伸び足で11戦8勝の好成績で優勝した藤山は、これが節目のデビューV10、当地では初の優勝となった。