宮島
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犬童千秋が約11年5か月ぶりのVで4万9800円の大波乱決着/宮島ヴィーナスシリーズ
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ボートレース宮島の「ヴィーナスシリーズ第21戦第9回マクール杯」は3日、犬童千秋の4カドまくりで幕を閉じた。
優勝戦の進入は動きもなく枠なり3対3。ただ序盤の向い風から、急に追い風へと変化。これが選手のS勘を狂わせたか、3号艇の新田芳美がコンマ27とSで立ち遅れスリットは中へこみの展開に。
この好展開を味方につけたのが犬童。カドの4コースから1艇身全速のSでスリットを駆け抜けると、内側艇を一気に飲み込む強気なまくりで1Mを制圧。インから必死に抵抗しようとする山下夏鈴はターンで振り込み気味となり失速し、万事休す。犬童が握った内を大外からまくり差した平川香織が2着に粘り込み、3着は金田幸子で決着。この結果、3連単4-6-2で4万9800円と大波乱の決着で幕を閉じた。
勝った犬童は2012年10月の三国女子リーグ以来、約11年5か月ぶりで通算2回目と久々の美酒を味わった。
優勝者コメント・犬童千秋
「嬉しいです。Sは起こしですぐにドンッと落としてしまいましたけど、スリット通過は全速で行くことができました。勝てて本当に良かったです。今後も頑張りますので、応援よろしくお願いします」。