尼崎
上野真之介が優勝戦1号艇も仕上がりは不安
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尼崎
上野真之介が早くも今年3度目の優勝
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ボートレース尼崎では29日、「第55回尼崎選手権競走～まくってちょ～うだい！！～」の最終日を迎えた。
選抜戦10Rは横澤剛治が逃げ、11Rは有賀達也が差して白星締め。横澤は前半もまくりで白星を挙げており、最終日は連勝とした。今節の相棒・24号機は、次節のGI「センプルカップ」で注目の1基となりそうだ。
優勝戦の進入は枠なり3対3。スリットではイン上野真之介が唯一人のゼロ台スタートを踏み込み、1マークはきっちり先マイ。完璧なターンで隙を見せることなく、押し切りに成功した。
まくり差しでズバッと切り込んだ照屋厚仁が2番手へ抜け出し、松尾祭、安河内将が3番手争いを展開。2マークでは内から追い上げてきた仲谷颯仁を先に行かせて、ブイ際へ差しを入れた安河内が3着を取り切った。
上野は通算33度目、今年3度目、当地では2度目のV。今節は前検からエンジンに不満をこぼしていたが、最後は中堅以上に仕上げて勝負強さを発揮した。今年は2か月で早くもV3と絶好調で、今後の走りにも注目したい。
なお、最終日にまくり賞を手にしたのは山下大輝、原田才一郎、横澤。地元連続斡旋の山下は直前節でFを切ったが、しっかり意地を見せた。
