多摩川
多摩川
女子は今井裕梨、男子は菊地孝平が優勝
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ボートレース多摩川の「男女W優勝戦」は29日に最終日を迎えて、11、12Rで男女それぞれの優勝戦が行われた。
11Rの女子優勝戦は、W準優で1、2着だった今井裕梨が絶好枠。予選トップ通過の平田さやかはW準優3、1着で、2枠となった。スリットでは今井がコンマ09のスタートを決めて1M先マイするも、ターンが膨らむ。そこへ3コース松尾夏海がまくり差しを入れて、バックでは首位に立った。しかし、2コース差しの平田が舳先を掛けて、両者が競り合いながら迎えた2M。全速戦の平田は大きく流れ、 内へ切り返した今井が逆転でトップに浮上した。松尾は引き波で失速し、立て直した平田が今井を猛追。2周1Mで再び全速戦に出た平田だったがこの攻めは届かず、2連単1-2は370円、3連単1-2-3は1,190円で決着。今井は通算3回目、当地では初の優勝を決めた。
12Rの男子優勝戦。W準優の得点率では宮之原輝紀、池田浩二が同率で並んだが、予選上位だった宮之原に絶好枠が渡った。SG覇者の池田、菊地孝平を抑えて1番人気となった宮之原だが、スリットではコンマ19と4番手スタート。4カドからコンマのトップスタートを踏み込んだ菊地が一気に内3艇を飲み込んで、バックでは早々に独走状態となった。叩かれた宮之原は6番手まで後退。2Mで内を突いた佐藤翼をさばいた池田が2着を確保して、2連単4-2は3,360円、3連単4-2-5は1万230円の波乱となった。菊地は通算71回目、当地は4回目の優勝となった。