男女ともに予選トップ通過が優勝戦1枠を逃す波乱

ボートレース多摩川の「男女W優勝戦」は28日に5日目が終了し、優勝戦のメンバーが決まった。 今節は男女それぞれの準優勝戦が前後半に分かれており、合計で8つの準優が行われる変則的なシステム。準優好枠は予選の得点上位者で占められており、1日を通じて堅い決着が目立った。

男子の方は準優11Rのみ波乱があり、菊地孝平がカドから一気にまくって万舟決着に。1枠の関浩哉は予選をトップ通過している上に準優前半でも2着を取っていたため、ここで逃げれば優勝戦1枠だったが無念の4着に敗れた。対照的に2位通過の宮之原輝紀、3位通過の池田浩二はいずれも準優を1着と2着で乗り切り、予選順位で上回る宮之原が優勝戦1枠をゲット。池田は2枠となった。関は後半の敗戦が響いて優勝戦は5枠になってしまった。