中澤和志
中澤和志

蒲郡

不利な展開から押し切った中澤和志が今年初V

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ボートレース蒲郡の「スポーツ報知杯争奪 第15回ビクトリーカップ」は22日に最終日を迎えて、12Rでは優勝戦が行われた。

ピット離れに若干の優劣はあったが、スタート展示通り折り合いのついた枠なりの3対3の進入に落ち着いた。スリットでは2コースの岡崎恭裕と3コースの赤羽克也が後手を踏み、イン中澤和志にとっては中ヘコミの苦しい隊形に。それでもスタート後に伸び返した中澤が1マーク先マイを果たし、逃げ態勢を築いた。

4カド藤生雄人と6コースの須藤博倫がまくり差し、5コースの松江秀徳は握りマイと次位争いは横一線になったが、須藤が2マークを内有利に運んで2着を確保。3着争いは松江が2周2マークで藤生を差し返して制した。2連単1-6は1,700円6番人気、3連単1-6-5は1万2000円30番人気。

優勝した中澤はレース後、「まくられると思った」と焦っていたことを吐露。それでも抜群パワーを活かして冷静に回ってVゴールを飾った。「今節は井口佳典君のペラを信頼して、叩かずに乗り切りました」と感謝の言葉を述べて、今年初V、通算78度目の美酒を味わった。

優勝戦の結果はこちら 蒲郡12R