赤井睦
赤井睦

唐津

「初勝利の時より嬉しい」デビュー12年目で赤井睦が待望の初優勝!/唐津ヴィーナスシリーズ

{{ good_count }}

ボートレース唐津の「ヴィーナスシリーズ第20戦 はっぴーちゃんカップ」は19日に最終日を迎えた。予報通りに雨が降り、水面がざわつくほどの向い風が吹いたことで、1Rから安定板が装着された。4Rでは今節唯一のA1級・細川裕子が1号艇で登場してシリーズ3勝目を挙げたが、1周1マークでは坂野さくらにまくり差されるなど最後まで機力は劣勢。低調機に振り回された今節を象徴するようなレースだった。

時間を追うごとに水面は安定し、10R以降は安定板を外して行われた。優勝戦のスタート展示はピット離れで蜂須瑞生と接触した4号艇・樋口由加里が大外に回ったが、本番は枠なりの3対3に落ち着いた。スリットでは蜂須が痛恨のスタート遅れ。トップスタートを踏み込んだ赤井睦がイン先マイに持ち込み、向井美鈴が2コース差し続く。一瞬、向井が赤井へ舳先を掛けたが、機力で勝る赤井がバックで向井を引き離して続く2マークも先取り。そのまま押し切りに成功した。

2着は向井。3番手争いは蜂須と中川りなで接戦となったが、何とかリードを守り切った蜂須が3着を取り切った。2連単1-2は340円(1番人気)、3連単1-2-3は870円(1番人気)。なお、4件のFが発生した6日間の総売り上げは40億4203万6600円。

赤井はデビュー12年目、4回目の優出で初優勝を達成。2017年4月のヴィーナスシリーズ以来、久しぶりの当地で予選トップ通過するなど快進撃を見せた。「ピットに戻ってきて、みんなが喜んでいるのを見て、涙が出てきました。初勝利を飾った時よりも嬉しいです」と喜びを語った。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R