豊田健士郎
豊田健士郎

芦屋

豊田健士郎が展開を逃さず今年初V

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ボートレース芦屋の「第12回楽天銀行杯」は18日、最終12Rで優勝戦が行われた。

進入は吉川昭男が前付けに動いて展示、本番ともに152カド346の3対3。節一パワーで1着を量産して1号艇の上野真之介がトップSを決めた時点で、王道Vで決着…かと思われたが、1Mのターンが流れてしまう。この隙を逃さなかったのが豊田健士郎だ。鋭いまくり差しを突きさすと、バックで伸びる上野を抑えて2Mを先制。上野は差し返しを狙ったが、大須賀友が内から小回りしてきたため、差し場がなくなる。上野は外マイに切り替えたが、先マイした豊田がここでセーフティーリードを奪った。2連単2-1は1,480円(6番人気)、3連単2-1-4は4,650円(20番人気)で決着した。

「9月のヤングダービーで既に壊れていたエース機を引いて以降、2連対率40%台のエンジンを一度も引けていないんです。今は耐える時期なんだと思っています」と語っていた豊田が、3日目にペラ調整に正解を出してうれしい今年初V。低調だった序盤から大幅な上積みに成功しての優勝は、自信になるはず。3月には戸田クラシックでSGデビュー。大舞台での活躍にも期待したい。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R