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江口晃生が期待に応えて優勝
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ボートレース津の「DMM.com杯争奪!バッチこいカップ」は18日に優勝戦が行われた。雨模様とはいえ風のないベタ水面で進められた最終日。センター勢は伸びを欠く条件となり、インが幅を利かせ、11Rまで1号艇10勝。優勝戦も江口晃生の逃げに期待が集まった。
進入は枠なり、インから江口、松尾充、堀越雄貴、有賀達也、長田頼宗、そして大外にはチルト2度と秘策を打ち出してきた相原利章。スリットは、長田以外がゼロ台へ飛び込む度胸比べ。だが、江口は一歩も引かず先マイを敢行。堀越の全速、松尾の差しを寄せ付けずそのまま逃げ切った。松尾は二番差しの有賀を封じて次位を確保。そして地元初優勝19回目の挑戦は、またしても失敗に終わった。
江口は通算118回目、当地はなんと1994年以来、30年ぶりの優勝。同じ関東地区でしのぎを削り、先日引退した長岡茂一の話を振った時は「さみしいよね。彼の本音は分からないけれど、(現役を)無理強いはできないし…」と、残念そうな表情を見せた。同世代で西の勢力に対抗してきた仲間の引退に思うところはあるだろうが、こちらは健在ぶりを示す優勝。まだまだ、SGの出場権を視界に入れる上州の怪物だ。