山崎郡が記念初Vで近畿地区を制圧！/尼崎近畿地区選手権

ボートレース尼崎のGI「第67回近畿地区選手権競走」は14日が最終日。 まず選抜戦。10Rは松井繁が、11Rは中島孝平が揃ってイン逃げ白星締め。中島は福井勢で唯一人、予選を突破。孤軍奮闘となったが最後も意地を見せつけた。

さて注目の優勝戦。進入は枠なり3対3。スリットはきれいな横一戦。ダッシュ効かせた小池修平がじわり出るが絞るまでには至らず。インの山崎郡がきっちり先マイを果たすと完璧なターンで完勝V。差した小池と魚谷智之、まくり差しで続いた馬場貴也がバックで三者併走。2マークは内有利に小池が先手を奪うが、魚谷が冷静に差しさばいて2着をゲット。小池が3着に。馬場は2マーク握って回るがやや流れて4着止まり。

優勝した山崎は通算21度目、今年初、当地通算では2度目、そして念願の記念初制覇となった。終わってみればオール3連対で崩れ知らず。前検から気配抜群でまさに初日から突っ走ったシリーズだった。記念ホルダーの仲間入りを果たしたが、今節のレースっぷりと充実振りならさらなる上の舞台でも十分にやれるはず。ニュースターの誕生と言っていいだろう。 　 また最終日は、逃げ12本(44)、差し0本(6)、まくり0本(8)、まくり差し0本(11)、抜き0本(3)。コース別ではインから12(46)、0(9)、0(5)、0(4)、0(6)、0(2)。万舟券は0本(11)。カッコ内は6日間トータル。オール逃げ決着とイン天国となったが、これもまた当地らしい一日だった。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R