土山卓也
土山卓也

三国

土山卓也が念願の地元初優勝

{{ good_count }}

ボートレース三国の「三国巧者決定戦」は13日、雲一つない澄み渡る青空の下で最終日が行われた。風速3~7m/秒、波高3~7cmと朝から強い向い風が吹き、4R以降は安定板が使用された。決まり手は逃げ6本、差し3本、まくり1本、まくり差し1本、抜き1本。当地らしくインが利いていたが、1号艇が敗れたレースでは万舟券が3本飛び出した。

注目の優勝戦。S展示では各選手に目立った動きはなく、枠なりの3対3。しかし本番では下出卓矢が3カドを選択して、12カド3456の並びでレースの幕を開けた。

スリットではカド下出がコンマ17のスタートを踏み込んで内2艇を飲み込む。このまくりが決まったかと思われたが、土山卓也が下出とイン白水勝也の間隙へまくり差しをねじ込んだ。バックでは下出と土山の伸び比べになり、内有利に土山が2マークを先マイ。差し返しを狙った下出は届かず、土山が1着でゴールした。

下出が2着で続き、3着には江本真治に道中で競り勝った平石和男が入線。2連単4-3は4,180円(11番人気)、3連単4-3-6は1万9150円(47番人気)で決着した。

優勝した土山は通算2回目、念願の地元初優勝を飾った。

優勝戦の結果はこちら 三国12R