大峯豊と菅章哉が前検一番時計タイをマーク

ボートレース下関の「巌流本舗杯」は11日から14日までの短期決戦。大峯豊と菅章哉が前検一番時計タイをマークした。初日12R「ドリーム戦」の1号艇に選ばれた地元・大峯は「そのまま乗った。ペラは伸びそうな形をしていたけど、特訓はそんな感じではなかった。班では一緒くらい。このまま1回走ってみるかも」とコメント。17号機は前回の中越博紀が強力な伸びで優出した。ただ、大峯はFを1本持っている。スタートには神経を使いそうだ。

一方の菅はいたって平凡な55号機。前検はチルト0.5にしていたが、「前検は伸び調整で行ったけど、反応は薄いっすね。もらった時よりは良くなっているけど、並くらいで良くはない。それに、ここからの引き出しがないんですよね。このままでは楽しみはないし、外から一撃は厳しそうな気がする。なんとか4日間をしのぎたい。若松で優勝したときはエンジンが良かった。やっぱり、そこの底力ないと難しいですよね」と感触はあまり良くなかった様子。初日はチルト角度と展示タイムに注目したい。

エンジン抽選では亀本勇樹、中亮太、村松修二が好機をゲット。亀本は最近の動きが一番いい47号機。ただ、体重がネックになっているのか「反応はいいけど、出ているかと聞かれればそうは思わない。石田豪選手と試運転してアドバンテージは感じなかった。優勝エンジンなのでこのまま行く」と慎重にコメントした。

昨年11月以降の勝率が7点をオーバーしているのが中。平均スタートタイミングもコンマ10で、切れ味は抜群。「ちょっと雰囲気はあるけど、少し伸びるくらい。時間があるので本体とペラをしっかりやっていく。好調の原因はスタートと調整。スタートはいいのが行けている。ペラもいい調整ができている」と好感触を得ていた。

村松は岸恵子が優出した68号機。「優勝戦に乗っているエンジンなので、特訓の足は良かった。でも、ペラ調整が必要。足をキープしながら、自分の乗り味が求められたらベスト」と話していた。

ドリーム戦の出走表はこちら 下関12R