
丸亀
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四国地区から昨年のグランプリに出場したのは片岡雅裕だけ。それも2年連続だ。今や誰もが認める四国のエースと言えるほどに力を付けた。昨年は11月の三国チャレンジカップで2度目のSG制覇。もちろん今回の四国地区選手権でも文句なしの主役となる。森高一真、重成一人も、まだまだ負けるわけにはいかない。若手勢も中村日向の活躍が刺激になり、全体に底上げされている。
徳島勢では、昨年ブレイクした島村隆幸に期待。惜しくもグランプリには届かなかったが、GI2Vの実績はキラリと光る。GI大渦大賞の優出で復活ムードを漂わせる田村隆信も意地を見せるはずだ。
2年連続での鳴門開催から、今年は丸亀での開催。最近はそうでもないが、四国地区選手権といえば"地元有利"が定説になっている。やはり香川支部の選手が有利に運ぶのか。
エンジン相場に関しては、昨年12月中旬に開催されたGI京極賞での結果が参考になりそうだ。エースと評判の15号機は板橋侑我が乗って準優進出。「出足を殺さずに、伸びにも振れる足です」と手応え◎に変化なし。馬場貴也を優勝に導いた20号機は「乗りやすさ重視」で実戦足が抜群だった。今井貴士が準Vとした21号機がこの冬、急上昇のエンジン。減点で敗者戦回りになってしまったが、総合パワーが光っていた関浩哉の55号機もトップ級だ。
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