尼崎
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【GI事前情報】現行機で2Vを挙げている地元・吉川元浩に大注目/尼崎近畿地区選手権競走
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地区の今
近畿は全国屈指の激戦区だが、過去の優勝者は昨年から馬場貴也、是澤孝宏、太田和美、丸岡正典、野添貴裕(引退)と近年は滋賀支部と大阪支部が席巻。福井支部と兵庫支部は過去10年を見ても、今垣光太郎と吉川元浩が1度だけ。さらに、地元で迎える兵庫支部が昨年GP出場者はゼロに終わってしまった。
滋賀勢と大阪勢はA1級の層も厚い。福井支部と兵庫支部も下からの底上げが少しずつできているが、滋賀勢や大阪勢までの充実とはいかない。
もちろん、地元勢もこのまま黙ってはいられない。昨年のプロ野球は関西チーム同士で日本シリーズを争い、当地から近い甲子園が阪神タイガースの日本一で大いに沸いた。今年こそ地元・兵庫支部から「アレ」を決めてもらいたい。
今節のキモ
今年の開催地はセンタープールの異名を持つ尼崎。ただ、冬場はインの強さが光る。飛び抜けたエース機はないが、トップクラスの2~3基。さらに、上位級の5基以外は差が激しい。
それでも、記念レースになると注目エンジンが大活躍をすることは意外にも少ない。中堅級でも乗り手次第で一気に上位級へなることもしばしば。具体的に挙げると、トップは10、24、57号機。上位が2、5、13、58、61号機。走り慣れた地元勢が手にすると序盤から優位に進めてもおかしくない。特に現エンジンで2度のV実績がある吉川。同じくV経験がある鈴谷一平、和田拓也といった調整を合わせてくる選手からは目が離せない。