三国
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高倉和士が三国初優勝で万舟決着
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ボートレース三国の「マンスリーBOATRACE杯」は30日、時間の経過と共に薄暗い雲が空を覆った寒空の下で最終日が行われた。
水面状況は、朝からの向い風が徐々に弱まって優勝戦を迎える頃には無風となり、風速0~3m/秒、波高0~3cmと安定していた。決まり手は、逃げ8本、差し2本、まくり1本、恵まれ1本と、当地らしくインが利いていたが、人気サイドが敗れる場面では配当も上がり万舟券が3本飛び出した。
そんな中で注目の優勝戦が行われた。S展示同様に各選手に目立った動きはなく、艇番通りの123カド456でレースの幕を開けた。優勝戦前には不安も見せていた高倉和士だったが、カドからコンマ03のトップスタートを決めて豪快にまくり切った。2着にはカド受けでまくられながらも立て直した佐藤隆太郎、3着には金田諭に競り勝った赤坂俊輔が入線。2連単4-3は4,340円、3連単4-3-1は1万2960円だった。
優勝した高倉は、通算10回目、当地では初となる優勝を飾った。