平和島
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【GI事前情報】大所帯の東京勢を引っ張るのは濱野谷憲吾/関東地区選手権
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地区の今
23年最初のSG「ボートレースクラシック」は群馬の土屋智則が制してSG初V。関東に新たな息吹を吹き込んだ。ただ、地区の勢力図を塗り変えるような新星の誕生はなく、既存勢力の踏ん張りが光っていた印象。その代表例が濱野谷憲吾だ。昨年はオールスター準Vから調子を上げ、9月には常滑と唐津の周年を制覇。通算100Vを達成して、グランプリ出場も叶えた。地区選には28人という大所帯で参加する東京勢で、大将の座を濱野谷は譲ることなく、むしろ堅固にしたと言えよう。
また、戸田で開催されるクラシック出場を狙う埼玉勢だが、昨年は不完全燃焼に終わり、記念V達成は2人のみ。一般戦でVを荒稼ぎした選手も少数に限られた。
今節のキモ
地元東京からの参加が過半数にのぼり、毒島誠というエースを欠く群馬勢は少所帯。大勢を占める地元組の顔ぶれも、ベテランや中堅が多い。今大会は派手なスピード戦ではなく、熟練の技が光る展開が多くなるかもしれない。
ただ、忘れてはならないのが、2月の平和島は強い向い風が吹きやすい点。気象的には外から伸びをつけて攻める選手や、スタート能力の高い選手、スピードを持ってまくり差すことができる選手にとって有利な条件になる。V争いの核を成す存在として濱野谷、桐生順平の名を挙げないわけにはいかない。