芦屋
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松尾祭がA1になって初めての優勝
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ボートレース芦屋の「マンスリーBOATRACE杯」は最終日の24日、最終12Rで優勝戦が行われた。 4日目に引き続き雪と強い追い風が吹く荒れ水面で、全レースが安定板を装着して周回短縮で行われた。
優勝戦のS展示では2号艇の船岡洋一郎がピット離れで遅れたが、本番は何とか持たせて進入はすんなり枠なり3対3に収まった。スリットもほぼ横一線で、セオリー通りに3号艇の中村辰也が握ったところに船岡が合わせるように外マイを敢行。この影響もあったか、イン平尾崇典は先マイに持ち込みながらももたついてしまう。その隙を逃さなかったのが松尾祭だ。カドから一番差しの格好になり、平尾、船岡だけでなく、二番差しから節一パワーで迫った藤田竜弘も抑えて2Mを先マイ。逆転を狙った平尾を退けて抜け出した。平尾がそのまま2着。3着は混戦を制した船岡が入線した。2連単4-1は3,020円(9番人気)、3連単4-1-2は8,230円(26番人気)となり、天候と同じく波乱の決着となった。
1号艇だった準優は突風のあおりを受けて勝ち切れずに2着での優出だった松尾だが、最後は天候も展開も味方に付けた。1月に初めてのA1昇格を果たしたばかり。当地での初優勝、昨年6月の尼崎以来となる通算5度目の優勝は、A1レーサーとしても初めての優勝になった。