古澤光紀
古澤光紀

宮島

鮮やかな大逆転劇で古澤光紀が優勝

{{ good_count }}

ボートレース宮島の「第4回週刊大衆杯」は古澤光紀の優勝で幕を閉じた。15日は強い追い風が吹き、3Rからは安定板を使用。7Rからは周回短縮で争うほどの荒れ水面になった。そんな条件下でも、4号艇の仲道大輔はチルト3度の伸び特化を選択。一発逆転でVを狙う姿勢を貫いた。

優勝戦の進入は枠なりの3対3。スリットはほぼ横一線となり、スリット後に伸びた仲道がまくりに出る。しかし、互角のSからまくり態勢に構えた3号艇・松井友汰が壁になり、思うように攻めきれず。仲道はやや流れ、バックではインで踏ん張った四宮与寛と松井が並走状態になった。

2Mは四宮が先マイ態勢に入ろうとするが、その際に外を走る松井と接触。これにより松井は大きく外へ流れ、四宮も衝撃でバランスを崩した。その隙を見逃さなかったのは、内から追い上げてきた古澤。冷静に好旋回を繰り出し、鮮やかな大逆転劇でVゴールを駆け抜けた。2着は仲道、3着には野口勝弘が浮上して、3連単5-4-2は6,120円29番人気で決着した。

古澤は通算18回目、当地では3度目の美酒。見どころの多い優勝戦となったが、中でも仲道の攻める姿勢と優勝した古澤の好腕が印象深い一戦だった。

優勝戦の結果はこちら 宮島12R