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ボートレース津の「スポーツ報知ビクトリーカップ」は12日が最終日。心配された向い風はそれほど強くなく、安定板を装着することなくレースが行われた。
予選でトップ争いを展開した河合佑樹と魚谷智之は優勝戦で1、2枠に構え、雌雄を決することになった。進入はインから河合、魚谷、中村晃朋、岡祐臣、三浦洋次朗、木谷賢太が枠なり3対3に並んでスタート。スリットを制したのはイン河合で、コンマ11のトップスタートを決めて先マイを敢行。差した魚谷、まくり差した中村を寄せ付けることなく、河合が早々に独走態勢を築いた。
岡が2着争いに絡んできたが、2Mで冷静に展開を捉えた魚谷が次位を確保。2周1Mで岡を逆転した三浦が3着へ入線した。
河合は通算で27回目、当地はデビュー初Vを含めて4回目の優勝。レース前に「浜名湖の優勝戦は1号艇で負けて、今回も負けたら今後引きずりそう」と語っていたが、これで嫌な流れを完全に断ち切れただろう。次は地元・浜名湖のGIへ、気持ち良く挑む。
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