琵琶湖
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馬場貴也がグランプリに向けて最高の滑りだし
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ボートレースびわこの「新春滋賀県知事杯争奪戦~琵琶湖より愛をこめて~杯」は8日が最終日、12Rで優勝戦を争った。地元エースの馬場貴也がインから隙のない速攻で後続を完封し、圧倒的人気に応えた。
レースは3対3の枠なり進入から、大外の鶴本崇文が大きく遅れをとった以外は揃ったスタートとなり、馬場はコンマ17の全速スタートを決めて力強くイン先マイ、3コースの安達裕樹が攻撃を仕掛けるもまくり差しに切り替え、その内を安達マークの中島秀治が差し込む。香川素子、鶴本、そして繁野谷圭介が続き、2マークではすでにセーフティリードの馬場が余裕の旋回し、安達と中島が競り合うかたちで続いたところを、後続の鶴本が好ターンを見せて両者の間を割る。ここで中島が単独2番手となり、鶴本が3番手に浮上、安達は4番手に後退。これで上位は決着するかに思われたが、2周1マークで安達が外マイで鶴本に並びかけ、2周2マークで再度全速ターンで鶴本を振り切った安達が再逆転で3番手に上がり決した。3連単は1-4-3で1,300円(6番人気)。
一昨年からの連覇に挑んだ昨年大会は、惜しくも逆転を許し優勝を逃した馬場だが、今年はまったく危なげなくインから速攻を決め、後続を3秒以上突き放すぶっちぎりの優勝。表彰式では「ターンマークに当たらないことだけ注意して行きました」と、昨年暮れの大一番・グランプリでの失敗を自ら笑いに変えて照れくさそうに語ったが、今年の目標を聴かれると、「それは変わりません、グランプリを獲ること」と力強く宣言し、場内から大きな拍手と声援が沸き起こった。