
唐津
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ボートレース唐津の「第64回佐賀県選手権」は7日に最終日を迎えた。今節はアクシデント多発。初日12R「ドリーム」では1号艇で厚い人気を背負っていた峰竜太、2日目10Rはトップルーキーの末永和也がインからF。3日目は先頭争いをしていた上瀧和則と宮地元輝がもつれ合って、上瀧は転覆。事故の原因を作った宮地は賞典除外となった。悪い流れは準優でも続き、11Rは定松勇樹と高田明の内枠両者がスリットオーバー。4件のFで合計1億6651万3300円の返還となっている。
そんな中で明るい話題を提供したのが、福岡支部129期の西川拓利。初めて予選を突破すると、定松と高田がF脱落となった準優11Rは2着に入り初優出。「奇跡です」と喜んだ。
優勝戦はスタンド寄りからの風で、緩やかな向い風。枠なり3対3の進入から、1号艇・上野真之介はコンマ19と4番手スタート。それでも行き足の良さを駆使して、インからパワー逃げで圧勝した。差し込んだ古賀繁輝と常住蓮の次位争いとなり、常住が1周2マークを先に回って抜け出しに成功。初優勝を目指した西川は5着だった。2連単1-5は730円(3番人気)、3連単1-5-2は1,530円(5番人気)。
上野は通算31回目、地元では9回目。9年連続優出の佐賀県選手権で2度目のVとなった。
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