差し抜けた佐藤翼が多摩川初優勝

ボートレース多摩川の新春恒例「第45回新春特別かどまつ賞」は7日が最終日。今節の看板・濱野谷憲吾に、齊藤仁、佐藤翼、三角哲男と初日の多摩川選抜から4人が優出。優勝戦の絶好枠は予選トップ通過から準優も快勝した齊藤で、人気もここに集中した。

スタート展示では前付けに出た6枠・倉田茂将に三角、中里昌志が抵抗。濱野谷だげが艇を引いて、スローが深めの5対1。本番は濱野谷も枠を主張して、枠なりのオールスローになった。

トップスタートを踏み込んだのは濱野谷だったが、出切るまでに至らず。イン齊藤が1Mを先マイするも、2コース佐藤翼の差しが入った。バックで先行した佐藤翼が2Mを先に回ってVゴール。差し返しを狙った齊藤は届かず2着、3着には三角の追撃を抑えて切った濱野谷が入った。2連単2-1は760円3番人気、3連単2-1-3は2,140円7番人気。

佐藤翼は通算19回目、当地は4回目の優出で初の優勝となった。

優勝戦の結果はこちら 多摩川12R