井口佳典が着外に敗れて17万舟券が飛び出す

ボートレース津の「伊勢新聞社新春レース」は1日に3日目を開催。1Rから2周戦、予備ピット、安定板を装着するなど、荒れ水面となった。

そんな中でも快調に飛ばしているのは浜野孝志。「伸びるね、このエンジンに最初に乗った小池修平の動きを知っているから。いいエンジンや」と手放しで喜ぶ。「他の選手が勝手に圧を感じて締めていくから、展開も向いてくる」と7Rは展開を突いた差しで2着とした。

浜野と並んで伸び番長なのは吉川貴仁。「1番出てるかもしれませんね。伸びに寄せているから回り足に甘さはあるけど、今節はこの方向で行きたい」と強力パワーを実感している。

ただ、大きな波乱もあった。8Rで井口佳典と大江純が接触。1号艇の大江は転覆し、井口は大きく流れて結果は5着。中野夢斗が首位へ抜け出し、3連単2-6-4は17万円を越える好配当になった。

井口が後退したことで、得点率得点率トップ争いが大混戦に。澤大介、井口、浜野が同率で並び、着位差で澤がリード。予選最後に澤、井口の直接対決が組まれ、機力上位の吉川も1号艇で登場する。首位争いは激しい戦いとなりそうだ。