唐津
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冷静に差し抜けた太田和美が今年初優勝
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29日に行われたボートレース唐津の「九州スポーツ杯」最終日も、風の影響はなく絶好のコンディション。そんな中、7Rではスタート事故が発生。3号艇の高橋龍治がプラス01、4号艇の吉川昭男がプラス03のFを切ってしまった。130期の高橋龍は握るレースで2着2本、3着1本と活躍していただけに無念の勇み足となった。
12R優勝戦は、ギヤケースの中間整備が大当たりした渡辺浩司が絶好枠。2連対率がわずか14%のエンジンは走るごとに気配がアップして、3着に敗れた初日ドリーム戦を除いて8勝の荒稼ぎ。「エンジンはすごい。全部いいと思う」で機力にも完調宣言を出していた。
人気を背負った渡辺は、インからコンマ12のスタート。そのまま逃げ態勢に入るかと思いきや、初動で掛かり過ぎて大きくバランスを崩してしまった。何とか先に回ろうとした渡辺だったがターンが膨らみ、2コース太田和美が冷静に差し抜け。バックで一艇身前に出た太田は2Mを先取りして、Vゴールを飾った。
渡辺は追い上げてきた原田才一郎を退けて懸命に太田を追ったが、僅かに届かず2着まで。3着には原田が続いて、2連単2-1は1,360円(5番人気)、3連単2-1-4は4,060円(13番人気)。ボートレース唐津の2023年はSG7Vの太田が締め括り。意外にも太田は今年初優勝だった。